AIでメールチェックはどこまでできる?誤字脱字の検出から、セキュリティ対策まで

AIによるメールチェックでは、送信前のメールの文章を整えたり、受信したメールのセキュリティリスクの検出などが可能です。

しかし、AIによるメールチェックをしっかりと使いこなせている人は、まだ少ないのではないでしょうか。

この記事では、AIでできるメールチェックの具体的な内容や活用方法、注意点について解説します。メール業務を効率化しつつ、対応品質も高めたい方は、ぜひ参考にしてください。

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目次
  1. AIによるメールチェックの種類
  2. AIによるメール内容のチェックでできること
  3. 送信前にAIで作成メールをチェックする方法
  4. 送信前の作成メールをAIでチェックする際の注意点
  5. AIによる受信メールのセキュリティチェックでできること
  6. 受信メールのセキュリティチェックをAIで行う方法
  7. 受信メールのセキュリティチェックをAIで行う際の注意点
  8. AIでメールチェックをするなら「yaritori(ヤリトリ)」
  9. まとめ|AIで送信前・受信後のメールをチェックしよう

AIによるメールチェックの種類

AIによるメールチェックとは、大きく分けて「送信前のメール内容のチェック」と「受信メールのセキュリティチェック」の2つがあります。それぞれ役割が異なるため、用途に応じて使い分けることが重要です。

ここでは、メール業務においてAIがどのように活用できるのかを具体的に解説します。

送信前のメール内容のチェック

AIによる送信前のメールチェックでは、作成した文章の品質を高めるための確認を行います。誤字脱字はないか、不適切な表現はないかなど、ビジネスシーンに適した表現への修正や全体の調整などが可能です。

また、添付ファイルの有無や機密情報が含まれていないかの確認もしてくれるので、人的ミスの防止にも役立ちます。人の目では見落としがちな細かなミスを自動で検出できるため、メールの品質向上と業務効率化を両立することが可能です。

受信したメールのセキュリティチェック

受信メールのセキュリティチェックは、メールの内容からAIが安全性を分析します。本文の内容や添付ファイル、記載されているURL、送信元の情報などをもとに、不審なメールかどうかを判断することが可能です。

AIをメールチェックに活用することで、フィッシングメールやなりすましメールなどのリスクの高いメールを事前に検知できます。近年は巧妙な手口も増えているため、人の判断だけに頼らず、AIによる多角的なチェックを組み合わせると良いでしょう。

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AIによるメール内容のチェックでできること

送信前にAIでメールチェックを行うことは、自社の信頼性を保つうえで非常に重要です。最終的には人の目で確認することが重要ではありますが、AIを活用することで人的ミスを未然に防ぐことができます。

ここでは、送信前にAIでメールチェックを行うメリットについて解説します。

文章の誤字脱字や不自然な表現を自動で修正できる

AIは、文章中の誤字脱字や文法ミスをはじめ、不自然な言い回しを自動で検出し、適切な表現に修正することができます

自分では気づきにくい細かなミスも確認できるため、メール品質を向上させることが可能です。特に、急いで返信するときや、長文メールを解読する際はミスが発生しやすいため、AIによるチェックを活用すると良いでしょう。

適切なトーンに調整できる

AIを活用すると、メールの内容や相手との関係性に応じて、適切なトーンに調整できます。カジュアルすぎる表現をビジネス向けに調整したり、クッション言葉を加えて柔らかい印象にしたり、状況に応じて自動で修正できることがメリットです。

適切なメール文を作成できれば、相手に不快感を与えるリスクを最小限に抑え、配慮の行き届いたメールを送信できます。そのため、自社の信頼性を保つことにつながるでしょう。

添付忘れがないか確認できる

AIを活用することで、本文中に「添付」や「ご確認ください」などの文章があると、その文脈をもとに添付ファイルの有無をチェックして添付漏れを教えてくれます

添付忘れはよくある人的ミスの一つですが、事前にAIチェックを行うことで検知しやすくなり、再送の手間を省いたり、企業の信頼低下を防いだりすることにつながります。

業務効率がアップすることはもちろん、メールによるコミュニケーションの品質向上にも役立つでしょう。

機密情報の誤送信を防止できる

AIは、メール本文に含まれる個人情報や社外秘の情報などを検出し、送信前に警告を出すことが可能です。

本来、メールに添付や記載をしてはいけない内容を事前にAIがチェックしてくれるため、情報漏洩を未然に防ぐことができます。

特に、顧客情報や契約内容などを扱う業務では、AIによるメールチェックを取り入れることでセキュリティ対策の強化につながるでしょう。

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送信前にAIで作成メールをチェックする方法

送信前のメールチェックは、AI搭載のメールソフトを活用する方法と、外部のAIツールを利用する方法の2つあります。自社の運用状況やセキュリティ環境によって、適切なツールを選択しましょう。

ここでは、それぞれの具体的な手順を解説します。

AI搭載のメールソフトを使用してチェックする手順

AI搭載のメールソフトを使用して、AIにチェックさせることができます。

メールソフトによって手順は異なりますが、基本的な流れは以下の通りです。

  1. メール本文を作成する
  2. 各メールソフトと連携しているAI機能を起動する
  3. 作成中のメール文を読み込ませる
  4. 誤字脱字や表現、トーンの調整を行う指示を出す
    (例:「このメールの誤字脱字をチェックして」)
  5. 必要に応じて修正を反映し、最終確認を行う

外部のAIツールを使用してメールチェックをする手順

外部のAIツールを使用する場合は、メールソフトとは別に生成AI機能を搭載したツールを起動させます。対話型のAIツールなら、複数回の指示を出すことでブラッシュアップし、文章精度を高めることが可能です。

AIツールによってやり方は異なりますが、基本的にはメールソフトを使用する場合と同じ手順です。

  1. メール本文を作成する
  2. 外部のAIツールを起動する
  3. 作成中のメール文を読み込ませる
  4. 誤字脱字チェックやトーン調整の指示を出す(例:「このメールの誤字脱字をチェックして」)
  5. 必要に応じて修正を反映し、最終確認を行う

また、ゼロからメール文をAIで作成する場合は、目的や背景などの指示(プロンプト)を入力すると良いでしょう。

プロンプト例は、以下の通りです。

  • 送信者の役割:営業担当
  • 相手の情報:成約した顧客である総務担当者
  • 目的:成約のお礼を伝えたい
  • 背景:使い方が分からないなど、困っていることがないか確認したい
  • 制限:専門用語は含まず、500字程度でお礼を簡潔に(文字数や含めてほしい言葉など)

送信前の作成メールをAIでチェックする際の注意点

AIを活用すれば、メールの品質向上や業務効率化が期待できますが、使い方を誤ると情報漏洩や誤送信のリスクにつながります。企業の信頼に直結するため、注意点を理解したうえで活用することが重要です。

ここでは、送信前にAIでメールチェックを行う際に押さえておきたい注意点について解説します。

指示内容(プロンプト)はできるだけ具体的な内容にする

AIが作成するメール文は、指示(プロンプト)の内容によって完成度が異なります。曖昧な指示では意図と異なる文章が生成される可能性があるため、「誰が・誰に・何の目的で送るメールなのか」を具体的に伝えることが重要です。

例えば、「丁寧なメールにして」といった抽象的な指示ではなく、「取引先へのお詫びメールとして、フォーマルかつ簡潔に」などの条件を明確にすると、より実用的な内容になります。

生成AIをメールチェックに活用する際は、目的や条件を具体的に指示したり、送信者と受信者の立場を明確にしたりすることが重要です。

顧客情報や機密情報などを入力しない

AIツールにメール文を読み込ませる際は、顧客情報や社外秘の情報を入力しないように注意が必要です。生成AIは入力されたデータを学習するため、外部に情報が漏れるリスクがあります。

特に、クラウド型の外部ツールでは、自社だけでなく他のユーザーも同じ仕組みを利用しているため、情報管理には十分な注意が必要です。入力する際は、個人名を匿名にしたり、ダミー情報に置き換えたりする必要があります。

最終的には人が確認を行う

AIが生成した文章が必ずしも正しいとは限らないため、あくまでも補助ツールとして活用することが大切です。文脈に合わない表現や事実と異なる内容が含まれている可能性もあるため、最終的には人の目で確認する必要があります。

特に、顧客への重要な連絡やクレーム対応などでは、細かなニュアンスや配慮が求められるため、AIが作成した文章をそのまま使用するのではなく、しっかりチェック・調整してから送信しましょう。

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AIによる受信メールのセキュリティチェックでできること

近年、フィッシングメールは巧妙化しており、実在する企業やサービスを装った「本物そっくり」のメールも増えています。こうした脅威を人の目だけで見抜くのは難しくなっているため、AIによるメールチェックを組み合わせることが有効です。

ここでは、受信メールのセキュリティチェックにAIを活用する主なメリットを紹介します。

迷惑メール・フィッシングメールの判断ができる

AIは、メールの文面や構成などから、迷惑メールやフィッシングメールの可能性を自動で判別できます。大量のデータや情報から詐欺などの危険性を学習しているため、人では気づきにくい違和感も検知できるメリットがあります。

危険性の高いメールを事前に判別できるため、誤って開封したりリンクをクリックしたりするリスクを軽減できます。

なりすましメールの送信元を確認できる

AIは、送信元のドメイン情報やメールヘッダーなどを解析し、正規の送信者かどうかを確認することができます。一見すると正しいメールアドレスに見えても、微妙に異なるドメインが使われているケースもあり、人の目だけでは見抜けないことも少なくありません。

なりすましの兆候を自動で検知することで、不正なメールへの対応を迅速に行えるようになることがメリットです。

本文に不審なリンクや添付ファイルがないか確認できる

AIは、メール本文に含まれるURLや添付ファイルの内容を分析し、不審なリンクや危険性のあるファイルが含まれていないかをチェックすることができます

例えば、正規サイトに酷似した偽サイトへのリンクや、マルウェアを含む可能性のあるファイルなどを検知することが可能です。誤って不正サイトへアクセスしたり、ウイルスに感染したりするリスクを未然に防ぐことができます。

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受信メールのセキュリティチェックをAIで行う方法

受信メールの安全性を確認する方法には、AI搭載のメールソフトを活用する方法と、外部のAIツールを利用する方法があります。ここでは、それぞれの具体的な手順とポイントを解説します。

AI搭載のメールソフトを使用してチェックする場合

AI機能が搭載されたメールソフトでは、受信したメールを自動で解析し、危険性の有無を判定することができます。とくに設定の必要はありません。

メールソフトによって異なりますが、AIが以下のようなチェックを行います。

  • メールを受信すると、AIが本文や送信元情報を自動で解析する
  • 不審な点があれば「注意」「警告」などのアラートが表示される
  • 添付ファイルやURLの安全性についても自動でチェックしてくれる

外部のAIツールを使用してチェックする手順

外部のAIツールを使用する場合は、開封せずにチェックすることはできませんが、メール文を読み込ませてAIに質問し、解析させることで危険性を判断します。

AIは、緊急性を過度に煽る表現や不自然な日本語、一般的なビジネスメールとは異なる文体などを検知し、リスクの有無を判断してくれます。

ツールによってやり方は多少異なりますが、基本的な手順は以下の通りです。

  1. 受信したメールの本文をコピーする
  2. AIツールに貼り付け、「このメールはフィッシング詐欺の可能性がある?」などと質問する
  3. AIの回答をもとに、不審点の有無を確認する

また、メール内にリンクが含まれている場合はすぐに開かず、URLをテキストとしてコピーして解析させることが重要です。

誤ってクリックすると被害につながる可能性があるため、必ず安全性を確認してから開きましょう。添付ファイルも同様に、AIチェックを入れてから開封することが大切です。

より高度なセキュリティ管理を行いたいなら、AI搭載のセキュリティサービスやメール共有システムなどの導入も有効です。無料ツールに比べて検知精度が高い可能性があり、なりすましやマルウェアのリスクをより正確に判定できるケースがあります。

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受信メールのセキュリティチェックをAIで行う際の注意点

AIの活用によって受信メールの危険性を効率よく判断できますが、使い方を誤ると別のリスクが発生します。セキュリティ面を重視する場合は、「便利さ」と「リスク」の両方を理解したうえで活用しましょう。

ここでは、受信メールのセキュリティチェックをAIで行う際に押さえておきたい注意点を解説します。

メールを読み込ませる際に機密情報が含まれていないか確認する

AIツールに受信メールを読み込ませる際は、顧客情報や社内の機密情報が含まれていないか事前に確認することが重要です。

外部のAIサービスを利用する場合、入力したデータがサーバー上に保存される可能性があるため、意図せず情報漏洩につながるリスクがあります。必要に応じて、個人名や企業名を伏せたり、内容を一部抽象化したりする対策が必要です。

データを学習しない設定にする

多くのAIツールには、入力データを学習に利用しない設定が可能です。オプトアウトのような設定を有効にすることで、入力した情報が他の用途に転用されるリスクを抑えることができます。

ただし、この設定を行えば完全に安全というわけではない点に注意が必要です。AIツールの仕様や運用状況によっては、データの保存や処理が行われてしまう可能性もあるため、そもそも機密情報を入力しないことを重視しましょう。設定はあくまでも、補助的な対策として考えておくことが無難です。

誤検知のリスクがあることを理解し、最終チェックは人が行う

AIは、高い精度でメールの安全性を判断できる便利なツールですが、すべてを正確に判定できるわけではありません。安全なメールを危険と判断する「誤検知」や、その逆の見落としが発生する可能性もあります。

そのため、AIの判断を鵜呑みにするのではなく、最終的には人の目で内容を確認することが重要です。特に、重要な取引先からのメールや金銭・契約に関わる内容の場合は、複数の視点で慎重に判断しましょう。

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AIでメールチェックをするなら「yaritori(ヤリトリ)」

AIを活用してメールチェックを行うことは、顧客とのトラブルやセキュリティ面のリスクを回避するために非常に有効な手段です。しかし、利用するツールによって精度に差があったり、無料で利用できる機能に制限があったりする可能性があります。

そこでおすすめなのが、AI搭載のメール共有システム「yaritori(ヤリトリ)」です。「yaritori AI」というAIエージェントを搭載しており、トーン変換機能でシーンに合わせた適切なメール文を作成したり、クレームメールを判別したりすることができます。

トーン変換機能でメール内容を最適化

「yaritori AI」では、作成したメール文をビジネスに適した文章に変換することが可能です。ニュアンスを調整できるため、相手や状況に合わせた最適な表現に仕上げることができます。

文章の言い回しに悩む時間を削減できるだけでなく、ビジネスマナーに配慮したメールを安定的に作成できるようになることもメリットです。担当者ごとの表現のばらつきを防げるため、対応品質を均一化できるでしょう。

AIがクレームメールを判断し、緊急対応の有無がわかる

「yaritori AI」は、受信メールの内容を解析し、クレームの可能性や緊急度を自動で判断することができます。対応の優先順位を即座に把握でき、重要なメールの見落としを防ぐことが可能です。

例えば、不満やクレームに関するメールを検知した場合、早急な対応が必要であることを可視化し、対応遅れによるトラブルを回避できます。メール対応の効率化だけでなく、リスク管理や顧客満足度の向上にもつながるでしょう。

まとめ|AIで送信前・受信後のメールをチェックしよう

AIを活用したメールチェックは、誤字脱字の修正やトーン調整、セキュリティリスクの検知など、幅広い業務を効率化できる有効な手段です。特に、日常的にメール対応が発生する業務では、作業の効率化と品質向上の両方を実現できます。

しかし、AIはあくまでも補助ツールであり、誤った表現や判断が含まれる可能性もあるため、最終的には人の目で確認することが重要です。AIの特徴とリスクを正しく理解したうえで、効果的に活用しましょう。

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行川 大輝 監修者
行川 大輝

メール対応・問い合わせ管理・メールソフトに関する知見を持つWebライター兼監修者。IT業界で10年以上のキャリアを持ち、業務効率化・CS領域で5年以上の実務経験を持つ。メール対応や問い合わせ管理の最前線を知るプロフェッショナルとして、yaritoriブログの監修を担当。読者が現場で使えるかどうかを軸に、コンテンツの品質を考えている。

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