WordPressでWebサイトを運営する場合、問い合わせフォームの設置は欠かせません。顧客からの質問や資料請求を24時間受け付けることができ、見込み客の獲得にもつながります。
しかし、問い合わせフォームをどのように設置すればよいのかお悩みの方は多いのではないでしょうか。問い合わせフォームの設置方法は、プラグインから選ぶ方法や専用ツールを使う方法までさまざまです。
この記事では、WordPressに問い合わせフォームを設置する方法を紹介します。おすすめのプラグインと実際の設置手順まで解説するので、問い合わせフォームの設置方法でお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
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WordPressに問い合わせフォームを設置するメリット
WordPressに問い合わせフォームを設置することで、顧客対応の効率化やビジネスチャンスの拡大など、さまざまなメリットが得られます。代表的な3つのメリットを解説します。
ユーザーからの問い合わせを24時間自動で受け付けられる
問い合わせフォームを設置することで、営業時間外でもユーザーからの問い合わせを自動で受け付けることができます。電話対応とは異なり、深夜や休日でも問い合わせを取りこぼす心配がありません。
ユーザーにとっても、好きなタイミングで問い合わせを送信できるため、利便性が向上します。受け付けた内容はメールやダッシュボードに自動で通知されるため、翌営業日にすぐ対応を始めることが可能です。
さらに、自動返信メールを設定しておくことで、フォーム送信後にユーザーへ即座に確認メッセージを届けることができます。これにより「正しく届いた」という安心感を与えられ、顧客満足度の向上にもつながります。
見込み客の獲得や顧客満足度の向上につながる
問い合わせフォームは、見込み客を獲得するための有効な手段です。フォームから送信される名前やメールアドレス、問い合わせ内容などの情報を活用することで、その後の営業活動やメールマーケティングに役立てることができます。
また、問い合わせ窓口が明確に設置されていることで、ユーザーは安心してサービスや商品に関する疑問を相談できます。迅速に回答を返すことで信頼関係が生まれ、リピーターやファンの獲得にもつながるでしょう。
アドセンス・アフィリエイトの審査にも必要になる
Google AdSense(グーグル・アドセンス)やアフィリエイトサービスへの申請時には、問い合わせフォームの設置があると、審査で有利に働く場合があります。連絡先が明示されているサイトは運営者の信頼性が高いと判断されやすく、審査が通過しやすくなります。
問い合わせフォームを設置しておくことで、サイトの信頼性を高め、審査に通りやすくなります。ビジネス目的のサイトに限らず、ブログやサイトを運営する方にとっても、フォームの設置は重要な施策といえるでしょう。
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WordPressで問い合わせフォームを作る3つの方法
WordPressで問い合わせフォームを作成するには、主に3つの方法があります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自社の目的やスキルレベルに合わせて最適な方法を選びましょう。
プラグインを使う(初心者・手軽さ重視向け)
WordPressのプラグインを使うことで、プログラミングの知識がなくても簡単に問い合わせフォームを設置できます。管理画面から数クリックでインストールでき、設定も直感的に操作可能です。
多くのプラグインは無料版が用意されており、基本的なフォーム作成であれば費用をかけずに導入できます。確認画面の追加やスパム対策といった拡張機能も豊富に用意されているため、運用に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。
初めてフォームを設置する方や、短時間で導入を完了させたい方には、プラグインを使う方法がおすすめです。
外部のフォーム作成ツールを使う(セキュリティ・デザイン重視向け)
Googleフォームなどの外部のフォーム作成ツールを活用する方法もあります。ツール側でフォームを作成し、WordPressの固定ページに埋め込みコードを貼り付ける形で設置します。
外部ツールの利点は、WordPress本体に負荷をかけずにフォームを運用できる点です。セキュリティ面でもツール提供元が管理するため、プラグインのアップデート対応といった手間を省くことができます。
一方で、デザインの自由度がWordPressのテーマと合わないケースもあります。見た目の統一感を重視する場合は、事前に表示を確認しておくとよいでしょう。
HTML/CSS/PHPで自作する(カスタマイズ重視向け)
プログラミングの知識がある場合は、HTML・CSS・PHPを使ってフォームを自作する方法もあります。デザインやバリデーション、送信先の制御など、すべてを自由にカスタマイズすることが可能です。
ただし、自作の場合はセキュリティ対策やメール送信の設定を含め、すべてを自分で実装する必要があります。開発に時間と工数がかかるため、既存のプラグインでは対応できない、特定の要件がある場合に検討するとよいでしょう。
WordPressに導入する問い合わせフォームのプラグインの選び方
問い合わせフォームのプラグインは種類が豊富なため、自社の運用に合ったものを選ぶことが大切です。プラグインを選ぶ際に確認すべき4つのポイントを紹介します。
必要な機能が揃っているかを確認する
まずは、自社のフォームに必要な機能が揃っているかを確認しましょう。基本的な問い合わせフォームであれば、テキスト入力やメールアドレスの項目があれば十分ですが、用途によっては追加の機能が必要になります。
例えば、ファイル添付機能や条件分岐、確認画面の表示機能などが求められるケースもあるでしょう。導入後に機能不足で別のプラグインに乗り換えると手間がかかるため、事前に要件を整理しておくことが重要です。
操作のしやすさで選ぶ
プラグインの操作性は、日々の運用効率に直結します。ドラッグ&ドロップでフォームを作成できるタイプや、テンプレートが豊富に用意されているタイプなど、プラグインごとに操作方法は異なります。
フォームの作成や編集担当者のスキルレベルに合ったプラグインを選ぶことが大切です。管理画面がわかりやすく直感的に操作できるプラグインであれば、担当者が変わった際も運用をスムーズに引き継ぐことができます。
日本語対応・サポート体制を確認する
海外製のプラグインは多機能で高性能な反面、管理画面やドキュメントが英語のみという場合があります。日本語に対応しているか、日本語の解説記事が充実しているかを事前に確認しましょう。
トラブル発生時に迅速に解決できるかどうかは、プラグインのサポート体制次第です。公式のフォーラムやFAQが整備されているプラグインであれば、問題が起きた際にも安心して対処することが可能です。
無料プランと有料プランの違いを比較する
多くのプラグインは、基本機能を備えた無料版と、高度な機能を備えた有料版を提供しています。まずは無料版で試用し、運用の中で必要な機能を見極めてからアップグレードを検討するとよいでしょう。
有料版では、条件分岐や決済連携、高度なスパム対策などビジネス用途に不可欠な機能が追加されるケースが一般的です。料金体系はプラグインごとに異なるため、年間費用やライセンスの範囲も含めて比較検討することが重要です。
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WordPressの問い合わせフォームにおすすめのプラグイン5選
WordPressの問い合わせフォーム作成におすすめのプラグインを5つ紹介します。それぞれの特徴や強みを比較し、自社の運用に合ったプラグインを見つけてください。
Contact Form 7|Rock Lobster, LLC

Contact Form 7は、WordPressの問い合わせフォームプラグインとして国内で最も広く利用されているプラグインです。HTMLの知識があれば自由度の高いカスタマイズが可能で、シンプルなフォームから複雑なフォームまで幅広く対応することができます。
完全無料で利用でき、日本語にも標準で対応しています。日本人開発者が制作しているため、公式サイトやドキュメントも日本語で提供されており、情報収集がしやすい点も大きな強みです。
一方、管理画面はテキストベースのため、ドラッグ&ドロップ操作に慣れている方にはやや使いにくく感じるかもしれません。カスタマイズ性と日本語環境を重視する方に適したプラグインです。
WPForms|WPForms LLC

WPFormsは、ドラッグ&ドロップ操作で直感的にフォームを作成できるプラグインです。テンプレートが豊富に用意されており、初心者でも短時間でデザイン性の高いフォームを完成させることができます。
無料版のWPForms Liteでは、基本的な問い合わせフォームを作成することが可能です。有料版にアップグレードすると、条件分岐やファイルアップロード、決済連携などの高度な機能が追加されます。
管理画面は英語表記ですが、操作が直感的なため英語に不慣れな方でも比較的スムーズに利用することができるでしょう。操作の手軽さとテンプレートの豊富さを重視する方におすすめです。
Snow Monkey Forms|キタジマタカシ

Snow Monkey Formsは、WordPressのブロックエディター(Gutenberg)に対応した国産のフォームプラグインです。ブロックを組み合わせるだけでフォームを作成でき、確認画面や完了画面の設定もブロックエディター上で完結します。
日本人開発者によるプラグインのため、管理画面やドキュメントが日本語に対応しています。Snow Monkeyテーマとの組み合わせが推奨されていますが、他のテーマでも利用することが可能です。
シンプルな設計も特徴的で、ブロックエディターを普段から活用している方や、確認画面付きのフォームを簡単に作りたい方に適しています。
Ninja Forms|Saturday Drive

Ninja Formsは、ドラッグ&ドロップでフォームを作成できる多機能なプラグインです。無料版でも基本的なフォーム作成に十分対応しており、条件分岐やマルチステップフォームなどは有料のアドオンで追加することができます。
特徴的なのは、アドオン方式で必要な機能だけを追加できる点です。CRM連携や決済機能など、目的に応じて段階的に機能を拡張できるため、無駄なコストを抑えながら運用することが可能です。
管理画面は英語ですが、日本語化プラグインを導入することで日本語表示に切り替えることもできます。拡張性を重視し、必要に応じて機能を追加していきたい方に向いているプラグインです。
Jetpack Forms|Automattic

Jetpack Formsは、WordPress.comの運営元であるAutomattic社が提供するJetpackプラグインに含まれるフォーム機能です。Jetpackをインストールするだけで、ブロックエディターからフォームを作成できます。
WordPress公式の開発チームが手がけているため、WordPressとの互換性が高く、アップデートへの対応も迅速です。基本的な問い合わせフォームであれば、無料プランの範囲で十分に利用可能です。
ただし、フォーム作成に特化したプラグインと比較すると、カスタマイズの自由度はやや限定的です。Jetpackのセキュリティやパフォーマンス機能と合わせて利用したい方に適しています。
WordPressにプラグインで問い合わせフォームを設置する手順
プラグインを使った問い合わせフォームの設置は、大きく4つのステップに分かれます。専門的な知識がない方でも迷わず進められるよう、各ステップを順番に解説します。
STEP1:プラグインをインストールして有効化する
まず、WordPressの管理画面にログインし、左メニューの「プラグイン」から「新規追加」を選択します。検索欄に使いたいプラグイン名を入力し、「今すぐインストール」をクリックしたあと、「有効化」を選択しましょう。
有効化が完了すると、管理画面のメニューにプラグインの設定項目が追加されます。プラグインによっては初期設定ウィザードが表示される場合もあるため、画面の案内に沿って基本設定を進めてください。
STEP2:フォームの項目と自動返信メールを設定する
次に、フォームの入力項目を設定します。一般的な問い合わせフォームであれば、名前・メールアドレス・件名・問い合わせ内容の4項目が基本です。必要に応じて、電話番号やドロップダウンメニューなどの項目を追加しましょう。
合わせて、自動返信メールの設定も行います。フォーム送信後にユーザーへ送られる確認メールと、管理者へ送られる通知メールの2種類を設定するのが一般的です。件名や本文を適切に設定し、送信元のメールアドレスが正しいことも確認しておきましょう。
STEP3:ショートコードまたはブロックで固定ページに埋め込む
フォームの作成が完了したら、WordPressの固定ページに埋め込みます。プラグインが生成するショートコードをコピーし、固定ページのエディターに貼り付ける方法が一般的です。
ブロックエディター対応のプラグインであれば、専用のブロックを選択するだけでフォームを挿入することができます。埋め込み後はプレビュー画面でフォームが正しく表示されているかを確認しましょう。
STEP4:テスト送信して動作を確認する
フォームを公開する前に、必ずテスト送信を行いましょう。実際にフォームに入力して送信し、管理者への通知メールとユーザーへの自動返信メールがそれぞれ正しく届くかを確認します。
メールが届かない場合は、サーバーのメール設定やプラグインのSMTP設定を見直してください。スマートフォンやタブレットなど、複数のデバイスからフォームの表示と動作を確認しておくことも大切です。
WordPressに問い合わせフォームを設置する際の注意点
問い合わせフォームを設置する際は、運用上のリスクを事前に把握しておくことが大切です。見落としがちな3つの注意点を解説します。
スパム対策を導入する
問い合わせフォームを公開すると、スパムボットによる大量の迷惑メッセージが届くリスクがあります。対策を講じない状態で運用すると、正規の問い合わせがスパムに埋もれてしまい、対応漏れの原因になりかねません。
代表的な対策として、GoogleのreCAPTCHAを導入する方法があります。プラグインの設定画面からreCAPTCHAを有効化できるケースが多いため、フォーム公開前に必ず設定しておきましょう。
プライバシーポリシーを掲載する
問い合わせフォームでは、氏名やメールアドレスといった個人情報を取得します。個人情報保護法の観点から、取得した情報の利用目的や管理方法を明示したプライバシーポリシーをサイト上に掲載しておくことが必要です。
フォームの近くにプライバシーポリシーへのリンクを設置し、送信前に同意を求めるチェックボックスを設けるとよいでしょう。個人情報の取り扱いに対するユーザーの不安を軽減することで、フォームの送信率向上にもつながります。
問い合わせが増えると管理・返信の負担も増える
フォームを設置して問い合わせが増加すると、対応にかかる工数も比例して増えていきます。少人数で対応する場合は、対応漏れや返信の遅延が発生しやすくなるため、管理体制を事前に整えておくことが重要です。
問い合わせの件数が増えてきた段階では、問い合わせ管理システムの導入を検討するのも、ひとつの方法です。対応状況の可視化や担当者の割り振りを仕組み化することで、限られたリソースでも効率的に対応を進めることができます。
WordPressの問い合わせフォームで入力完了率を高めるコツ
フォームを設置しても、入力完了率が低ければ問い合わせの獲得にはつながりません。ユーザーが最後まで入力を完了しやすくするための5つのコツを紹介します。
入力項目を必要最小限に絞る
入力項目が多すぎると、ユーザーは途中で離脱してしまう可能性が高まります。問い合わせの目的に対して本当に必要な情報だけを求めるよう、項目数を最小限に絞りましょう。
一般的に、入力項目が1つ増えるごとにフォームの完了率は低下するといわれています。名前・メールアドレス・問い合わせ内容の3項目を基本とし、追加の情報が必要な場合は対応の中でヒアリングする運用も検討してみてください。
必須・任意の表示をわかりやすくする
どの項目が必須で、どの項目が任意なのかを視覚的にわかりやすく表示することが大切です。「必須」のラベルを赤色で表示したり、アスタリスク(*)を付けたりすることで、ユーザーが迷わず入力を進められます。
任意の項目には「任意」と明記しておくことで、入力しなくても送信できることが伝わります。必須・任意の区別が曖昧だと、すべての項目を埋めなければならないと感じ、離脱につながるおそれがあります。
スマートフォン対応にする
近年はスマートフォンからのアクセスが過半数を占めるため、フォームのスマートフォン対応は必須です。小さな画面でも入力しやすいよう、レイアウトやボタンサイズを最適化しましょう。
レスポンシブデザインに対応したプラグインを選ぶことで、PC・スマートフォン・タブレットのいずれからでも快適に入力できるフォームを作成できます。公開前に実機でスマートフォン表示を確認しましょう。
入力エラーをリアルタイムに表示する
入力エラーは、送信ボタンを押した後にまとめて表示するよりも、入力中にリアルタイムで表示する方がユーザーにとって親切です。エラー箇所がすぐにわかるため修正の手間が減り、離脱を防ぐ効果があります。
例えば、メールアドレスの形式が正しくない場合に「正しいメールアドレスを入力してください」と即座に表示するような仕組みが有効です。多くのプラグインではバリデーション機能が標準で備わっているため、設定を確認しておきましょう。
送信ボタンを大きく目立たせる
送信ボタンは、フォーム入力の最後のステップです。ボタンが小さかったり背景に埋もれていたりすると、ユーザーがボタンを見つけられず、送信に至らない場合があります。
ボタンの色をサイトのアクセントカラーに合わせたり、サイズを十分に大きくしたりすることで、視認性を高めましょう。ボタンのテキストも「送信」だけでなく、「無料で相談する」などの具体的なアクションを示す表現にすると、クリック率の向上が期待できます。
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まとめ|WordPressに問い合わせフォームを設置しよう
WordPressに問い合わせフォームを設置することで、見込み客の獲得や顧客満足度の向上など、ビジネス面で大きなメリットが得られます。
問い合わせフォームは、ユーザーとの接点を増やし、見込み客の獲得や顧客満足度の向上に直結する重要な要素です。プラグインを活用すれば、専門知識がなくても短時間で導入可能です。
問い合わせの件数が増えてきた際は、対応状況の可視化や担当者の割り振りを仕組み化することが重要です。問い合わせ管理システム「yaritori」を活用し、対応漏れのない持続可能な体制を整えていきましょう。
監修者
yaritoriブログ編集者。Webメディアの事業部長や編集デスクを経験し、大手企業のコンテンツ制作を多数担当。取材で培った現場視点をもとに、メール対応・問い合わせ管理に悩むビジネスパーソンへ実践的な情報を届けている。