Gmailで代理メールを送る方法は?設定手順や注意点、効率化のコツを徹底解説

代理メールは、上司や同僚・部下など、担当者の不在時に業務をスムーズに進めるための重要なメールです。Gmailには、個人のパスワードを共有せず、他者が代わりに送受信を行う機能があります。

しかし、具体的な設定手順が分からなかったり、セキュリティ面でのリスクが不安だったりする担当者もいるでしょう。

この記事では、Gmailで代理メールを送るための具体的な手順や運用の注意点を解説します。複数人でのメール対応を安全かつ効率化したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次
  1. Gmailによる代理メール送信とは?
  2. 【PC版】Gmailの代理メールを設定する手順
  3. Gmailの代理メールはスマホアプリで使える?
  4. Gmailで代理メールを運用する際の5つの注意点
  5. Gmailの代理メールでよく起こる3つのトラブル
  6. Gmailの代理メールの課題を解決したいなら「yaritori」がおすすめ
  7. まとめ|Gmailの代理メールを活用し、顧客対応を効率化しよう

Gmailによる代理メール送信とは?

まずは、代理メールついて、詳しく見ていきましょう。

本来の担当者が不在のとき、他の人が代わりに送るメール

代理メールとは、本来の担当者が休暇や出張、病気などで不在の際に、他の人が代わりに送るメールのことです。

ビジネスのやり取りは、担当者の都合で止まってくれません。担当者がいないからといって返信が遅れると、顧客からの信頼を損ねたり、大きなビジネスチャンスを逃したりする可能性があります。担当者の不在時、業務をスムーズに進めるために、重要な役割を果たすのが代理メールです。

ただし、代理メールには、件名や署名に「代理」と表記する、不在理由を明記するなど、普段のメールとは違う配慮が求められます。配慮のない代理メールを送ってしまうと、不信感につながることもあります。

送る前に、基本的なマナーや例文などはチェックしましょう。

Gmailには代理メールを送る「メールの委任」機能がある

Gmailの「メールの委任」機能を活用すれば、個人のパスワードを共有せずに、安全に他者がメールを閲覧・送信できます。管理者は自身のセキュリティを守りながら、スムーズに業務を他者へ任せることが可能です。

パスワードの貸し借りは不正アクセスの原因となりますが、本機能では各自のアカウントでログインしたまま切り替えができます。上司が秘書にメール対応を依頼する際などに使用される安全な仕組みです。

組織全体のセキュリティレベルを下げずに、効率的な代理対応を実現できます。まずは「パスワードを教えない」という運用の大原則を理解し、安全なメール管理の第一歩としましょう。

代理人はメールの閲覧・作成・返信といった大半の操作が実行可能

委任を受けた代理人は、メールの閲覧や新規作成、返信、削除といった操作の大半を実行可能です。受信トレイの整理も可能なため、大量のメールを捌くアシスタント業務において、有効な手段となります。

ただし、アカウントのパスワード変更やチャット機能の利用など、本人にのみ許される設定変更は制限されています。あくまでメールの送受信という実務の代行に特化しており、全権限を渡すわけではありません。

このように、権限範囲が明確に区切られているため、管理者は安心して実務を切り出せます。運用を開始する前には、どの範囲まで代理人が操作できるのかをチーム内で把握しておきましょう。

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【PC版】Gmailの代理メールを設定する手順

それでは、Gmailでどのように代理メールの設定をするか具体的な手順を解説します!

ステップ1:管理者による設定(Google Workspaceの場合のみ)

Google Workspaceを利用している企業の場合、管理者が「メールの委任」機能を有効化する必要があります。初期設定ではオフになっているため、この手順を飛ばすと個人の設定画面が表示されません。

具体的には、管理コンソールで「アプリ」>「[Google Workspace」>「Gmail」>「ユーザー設定」に移動します。「メールの委任」をクリックしたのち、「ドメインの他のユーザーにメールボックスへのアクセスを委任できるようにする」をオンにします。

出典:クルーシャルワークス株式会社

この操作により、組織内の各ユーザーが自分の設定画面から代理人を追加できるようになります。設定の反映には最大で24時間かかる場合があるため、導入を検討している際は早めに管理者に依頼しておきましょう。

ステップ2:委任元(アクセスを許可する側)の設定

権限を付与する本人(委任元)のアカウントで、Gmailの設定画面から代理人を追加します。パスワードを共有せずにアクセス権だけを渡すための、セキュリティ上極めて重要な操作ステップとなります。

Gmail右上の歯車アイコンから「すべての設定を表示」を開き、「アカウントとインポート」タブ内にある「アカウントへのアクセス許可」を選択します。ここで代理人のアドレスを入力し、招待メールを送信します。

招待を送った後は、相手が承認するまで「保留中」というステータスになります。正しい相手に送ったかを確認しつつ、次のステップである代理人側の承認操作に進みましょう。

ステップ3:委任先(代理で操作する側)の承認とアカウント切り替え方法

代理人に指定されたユーザーが、届いた確認メールを承認すると設定が完了します。双方の同意により初めて権限が有効になる仕組みとなっており、勝手にメールを見られる心配がない安全なプロセスです。

送られてきた招待メール内の承認リンクをクリックし、数分から数十分ほど待つとアカウントの切り替えが可能になります。Gmail画面右上のプロフィールアイコンを押すと、委任されたアカウントが表示されます。

アカウントを選択するだけで、ログアウトせずに他人の受信トレイを操作できます。一度設定してしまえば、以降はワンクリックで簡単にアカウントを行き来できるため、実務の効率が向上します。

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Gmailの代理メールはスマホアプリで使える?

外出先からスマホで代理メールを確認したいというニーズは多いものの、Gmailの仕様には注意が必要です。公式アプリの対応状況と、スマホから代理操作を行うための代替案について説明します。

Gmail公式アプリは「代理メール」に非対応

iPhoneやAndroid向けに提供されているGmail公式アプリは、委任されたアカウントの表示に対応していません。PC版のような「委任アカウントへの切り替えメニュー」が存在しないためです。

そのため、スマホアプリを使った代理メールの操作は、現時点では不可能です。外出先での対応が多い場合は、次に紹介するブラウザ版を利用した代替案を活用するのが現実的です。

スマホから代理メールを操作する代替案(ブラウザ版の利用)

スマホでどうしても代理メールを操作したい場合は、SafariやChromeなどのブラウザ経由でGmailへアクセスしましょう。ブラウザ版であれば、設定を切り替えてPC版に近いインターフェースを利用できます。

ブラウザの設定メニューから「デスクトップ用サイトを表示」を選択し、PC版と同じ表示形式でログインします。画面右上のプロフィールアイコンをタップすれば、委任されたアカウントを切り替えて利用可能です。

ただし、スマホの小さな画面でPC版を操作するため、文字が小さく操作性は決して高いとは言えません。あくまで外出先での緊急時の確認や、簡単な返信を行うための代替手段として活用してください。

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Gmailで代理メールを運用する際の5つの注意点

Gmailで代理メール運用を行う際には、いくつか注意すべき点があります。ここからはビジネスで運用する際に特に注意すべき5つについて見ていきましょう。

同一組織(ドメイン)内のユーザーに限られる

Gmailの代理メールを利用できるのは、原則として同じ組織(ドメイン)に属しているユーザーのみに限定されます。これは組織外への情報漏洩を防ぐためのセキュリティ仕様です。

例えば、自社の「@company.com」というアカウントを、外部パートナーの「@gmail.com」などへの委任は不可能です。もし社外の協力会社とメール対応を分担したい場合は、委任機能以外の共有方法を検討しましょう。

利用範囲が組織内に閉じられていることを前提に、誰を代理人に設定するかを決める必要があります。まずは自社内のメンバーだけで運用が完結するかどうかを、事前に確認しておきましょう。

代理人の人数制限(1アカウントあたりの最大人数)

1つのGmailアカウントに対して代理人として追加できるユーザーの数は、個人利用であれば10人、組織利用(Workspace)であれば25人です。ただし、組織内の設定によってはさらに多くの人数の設定が可能です。

ただし、同時に多くのアカウントからアクセスが集中すると、Google側で一時的にアカウントがロックされかねません。また、人数が多くなると管理工数も大きくなってしまいます。

将来的に対応メンバーが増える可能性がある場合は、人数制限や管理コストを念頭に置いた運用設計が求められます。本当にそれだけの人数が必要か、適切に判断してください。

セキュリティ対策の徹底(信頼できる人にのみ委任する)

代理権限を付与されたユーザーは、メールの閲覧だけでなく、削除やラベルによる整理も可能です。万が一、重要メールを誤って削除された場合、元に戻す作業には手間とリスクが伴います

そのため、委任する相手は業務上必要不可欠な、信頼できるメンバーにのみ限定しましょう。また、プロジェクトの終了や人事異動、退職などが発生した際には、管理者が即座に権限を解除する必要があります。

権限を渡しっぱなしにせず、定期的に代理人のリストを見直し、組織全体のガバナンスを維持してください。利便性と引き換えにセキュリティを疎かにしないよう、権限をコントロールすることが重要です。

代理対応時のマナーと署名の設定

代理でメールを送信する場合、受信者側には「代理人が委任元の代理で送信した」という旨が表示されます。突然知らない名前が併記されたメールが届くため、顧客への配慮が必要です。

メール本文の冒頭で「本日は担当の〇〇に代わり、代理の△△がご連絡しております」といった一言を添えるのがマナーです。あわせて、署名も代理人であることが伝わる専用の形式を用意しておくと良いでしょう。

設定の反映までに時間がかかる場合がある(最長24時間)

代理設定の追加や削除を行った際、変更内容が反映されるまでには、一定の時間がかかる場合があります。Googleの公式ヘルプでも、反映には最長で24時間程度の猶予が必要であると明記されています。

設定直後に「切り替えメニューが表示されない」と慌てて設定をやり直すのではなく、まずは数時間程度様子を見ましょう。特に組織全体の管理者設定を変更した直後は、反映に時間がかかりやすい傾向があります。

こうした仕様を理解していないと、緊急時の対応に間に合わないといったトラブルを招きかねません。新しい代理人を追加する場合は、業務開始の直前ではなく、前日までには設定を完了させておきましょう。

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Gmailの代理メールでよく起こる3つのトラブル

Gmailの代理メールは1対1の補助的な業務には適していますが、組織的なチーム対応には限界があります。複数人での運用時に発生しやすい課題について見ていきましょう。

誰が対応中か分からず、二重返信や対応漏れが発生する

Gmailの代理メールには「誰がどのメールに返信を書いているか」をリアルタイムで把握する仕組みがありません。そのため、複数人で一つのアカウントを運用する場合に、いくつかの課題が生じます。

一通の問い合わせに対し二人の担当者が同時に返信を作成する二重返信が一例です。逆に、誰かがやるだろうという思い込みから、対応漏れが発生する原因にもなりかねません。

代理メールだけでは上記のミスの全てを防ぐことは困難です。ミスをゼロにするには、担当者の動きを可視化できる、チーム対応に特化した仕組みの導入が求められます。

メールごとの「未対応」「完了」といったステータス管理ができない

Gmailの受信トレイは、メールが既読か未読かは判別できても、「対応が必要か完了したか」という進捗状況を管理できません。個々のメールの処理状態を一目で把握することが難しい仕様となっています。

ラベルを駆使して管理する方法もありますが、手動での操作はミスを誘発しやすく、件数が増えるほど管理が煩雑になります。管理者が全体の未処理件数を把握するのにも、多大な労力が必要です。

実務よりも「管理のための作業」に時間が奪われ、本来の顧客対応が後回しになってしまいます。効率的な運用を目指すなら、ステータスを自動で管理できる専用ツールの活用が欠かせません。

過去の対応履歴や経緯がチーム内で共有しづらい

Gmailでは担当者間での相談や引き継ぎ事項がメールの外で行われがちで、過去の経緯がブラックボックス化しがちです。チャット等の外部ツールと併用すると、情報が分散してしまい確認に手間取ります。

代理人が急な交代をした際、過去のニュアンスを汲み取れず的外れな回答をしてしまうと、顧客満足度は低下します。メールの履歴を遡るだけでは、当時の判断理由までを把握するのは困難です。

高品質な対応を継続するには、メールと内部の相談内容を一元管理できる環境が必要です。情報の断絶を解消し、チーム全体でナレッジを共有できる仕組みが、顧客対応には求められます。

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Gmailの代理メールの課題を解決したいなら「yaritori」がおすすめ

Gmailの代理メールは便利な反面、チームでの組織的な対応には「二重返信」や「進捗の不透明さ」といった課題が残ります。これらの課題を解決したいのであれば、メール共有システム「yaritori」がおすすめです。

対応状況の可視化(未対応・対応中・完了)で二重返信や対応漏れを防ぐ

yaritoriは各メールの対応状況を「未対応」「対応中」「完了」の3つのステータスで可視化し、チーム内での共有漏れを防ぎます。Gmailでは判別できない「誰が今何をしているか」を明確化可能です。

他の担当者が返信を作成している際には画面上に警告が表示されるため、二重返信のミスを回避できます。これにより、顧客に対して不信感を与えるリスクを軽減可能です。

管理者は個々の進捗を逐一確認する手間が省け、本来の重要業務に集中できる環境が整います。チーム全体の生産性を高めつつ、顧客満足度の向上も同時に実現できるのがyaritoriの強みです。

チャット機能で担当者間の相談もスムーズ

yaritoriにはメールごとに社内限定のチャット機能が備わっており、外部のツールを使わずに担当者間での相談が完結します。メールと相談内容が紐付くため、情報の分散を防ぎスムーズな連携が可能です。

例えば、複雑な問い合わせが届いた際も、過去の経緯をチャットで振り返りながら回答をチームで検討できます。新任の担当者への引き継ぎも、過去の相談履歴を見せるだけで完了するため効率的です。

このように、メールの裏側で密なコミュニケーションを取ることで、組織としての回答品質を保てます。代理対応の心理的ハードルも下がり、スピード感のある顧客対応体制を構築できるでしょう。

まとめ|Gmailの代理メールを活用し、顧客対応を効率化しよう

Gmailの代理メールは、パスワードを共有せずに他者へメールの読み書きを許可できる便利な機能です。アシスタントや少人数での業務代行を、安全性高く実施できます。

ただし、Gmail公式アプリが委任機能に非対応である点や、同一ドメイン内に限られるといった制限には注意が必要です。スマホで利用する際はブラウザ版を活用するなど、運用の工夫が求められます。

また、複数人で一つのアカウントを管理する場合、Gmailの標準機能だけでは二重返信や対応漏れを防ぎきれません。組織が拡大し、対応件数が増えるほど、ステータス管理は難しくなります。

より高度なチーム対応と効率化を目指すなら、メール共有システム「yaritori」の導入がおすすめです。自社の規模や課題に合わせてツールを選択し、ミスのないスムーズな顧客対応を実現してください。

中島 正雄 執筆者
中島 正雄

yaritoriブログライター。大手製造業の社内情報システム部門にてSE・PGとして勤務し、転職後は生産管理システムの導入支援・運用保守を担当。業務経験を活かした企業向けのITシステムに関する記事を多数執筆しており、Onebox社ではメール共有・問い合わせ管理をテーマとした記事を100本以上執筆。社内外を問わずメール対応や問い合わせ管理に関わってきた経験から、現場に寄り添った内容を執筆している。

種石 光 監修者
種石 光

yaritoriブログ編集者。Webメディアの事業部長や編集デスクを経験し、大手企業のコンテンツ制作を多数担当。取材で培った現場視点をもとに、メール対応・問い合わせ管理に悩むビジネスパーソンへ実践的な情報を届けている。

AIエージェントと協働して
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yaritori(ヤリトリ)は、問い合わせ対応・顧客管理・一斉配信を
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