Zoho Deskは、メールや電話、SNSなど、複数のチャネルからの問い合わせを一元管理できるヘルプデスク・問い合わせ管理システムです。
料金プランは、無料プランのほかに、1ユーザー月額2,400円の「スタンダード」、同月額4,200円の「プロフェッショナル」、同月額6,200円の「エンタープライズ」の3つの料金プランがあります。全て年間で契約すると最大35%安くなります。
この記事では、Zoho Deskの料金プランについて詳しく解説します。無料版と有料版の違い、料金プランの選び方を詳しく解説するのでサービスの導入でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
「yaritori」は、画面デザイン・操作性などの使いやすさで選ばれる問い合わせ管理システムです。
初期費用・最低契約期間なしで、1ユーザー1,980円から利用することができます。サービス概要や導入事例がわかる資料を無料でお送りするので、お気軽に資料請求してください。
Zoho Deskとは
まずは、Zoho Deskの概要から確認しましょう。
問い合わせ対応を統合管理できるヘルプデスク・問い合わせ管理システム
Zoho Deskは、複数の問い合わせ窓口を統合し、対応状況を可視化できるヘルプデスク・問い合わせ管理システムです。
メールや電話、チャット、SNSなど複数のチャネルから寄せられる問い合わせを集約し、1件ごとにチケットと呼ばれる管理単位に変換して整理することで、対応状況を可視化できます。
Zoho Deskの主な機能は以下の通りです。
- チケット管理
- ナレッジベース(FAQ)構築
- SLA(対応期限)設定
- ワークフロー自動化
- AIアシスタント「Zia」機能
Zoho Deskを使うことで、担当者への業務偏りや返信漏れの防止に役立ちます。属人化を防いで組織としてのサポート体制を整えられます。
インドに本社を構えるZoho社が提供し、世界で15万社以上が導入
Zoho Deskは、インドに本社を構え、グローバルに事業を展開するSaaS企業「Zoho社」が提供しています。
Zoho社はCRMや営業支援、会計、マーケティングなど幅広いビジネス向けソフトウェアを開発しており、Zoho Deskはその一つとして展開しています。
世界で15万社以上で導入されており、多くの企業に活用されている実績があります。
「yaritori」は、画面デザイン・操作性などの使いやすさで選ばれる問い合わせ管理システムです。
初期費用・最低契約期間なしで、1ユーザー1,980円から利用することができます。サービス概要や導入事例がわかる資料を無料でお送りするので、お気軽に資料請求してください。
Zoho Deskの料金プラン
次に、Zoho Deskの料金プランについて詳しく見ていきましょう。
料金プラン概要|月額ユーザー課金で3つのプラン
Zoho Deskの料金は、担当者(エージェント)一人あたりの月額課金制です。初期費用は無料で、年間契約を選択することでコストを削減できます。公式でメインに紹介されているプランは以下の3つです。
・スタンダード:2,400円/月(小規模チーム向け)
少人数のサポート体制を整えたいチームに最適なプランです。
メールチャネルを5つまで統合でき、顧客が自己解決するための「公開ナレッジベース(FAQ)」を作成できます。また、対応期限(SLA)の設定が可能になるため、返信漏れや遅延を組織的に防げるようになります。
・プロフェッショナル:4,200円/月(中規模・業務効率化重視)
10名以上のチームや、部門をまたいだ連携が必要な場合におすすめのプランです。
問い合わせをエージェントへ均等に振り分ける「ラウンドロビン方式」や、対応プロセスを標準化する「ブループリント」機能が利用できます。電話サポートに加え、チャットサポートも付帯するため、迅速な課題解決が可能になります。
・エンタープライズ:6,000円/月(大規模・AI活用)
高度な自動化と大規模な管理を求める組織向けの最上位プランです。
AIアシスタント「Zia」が問い合わせの感情分析や自動タグ付けを行い、優先順位付けをサポートします。また、多言語対応のヘルプセンター構築や、高度なカスタマイズ権限設定が可能になり、グローバル展開やマルチブランド展開にも対応できます。
メインの3プラン以外に、以下の選択肢もあります。
・無料プラン: 3名まで利用可能。基本的なチケット管理機能を試したい場合に適しています。
・エクスプレスプラン: 月額1,080円。5名までの少人数チームで、無料版より一歩進んだ自動化や電話サポートを利用したい場合におすすめです。
※最新の料金や詳細条件については、公式サイトをご確認ください。
料金プランの違い|エージェント数や機能に差分
料金プランごとの主な違いは、「エージェント数」「自動化・効率化機能(マクロ・ルール)の上限」「カスタマイズ性」「サポート体制」です。
エージェント数(担当者数)
Zoho Deskを利用できる担当者の人数は、下位2プランにおいて制限があり、「無料プラン」は3名まで、「エクスプレスプラン」は5名までとなっています。
「スタンダードプラン」以上になるとエージェント数は無制限(追加した人数分だけ課金)となるため、組織の拡大に合わせて柔軟に運用を広げることが可能です。
問い合わせ管理・自動化の効率
「マクロ」や「問い合わせ割り当てルール」といった、業務効率化に直結する機能の制限数がプランごとに異なります。
マクロは、問い合わせに対して頻繫に行う特定の処理を、まとめて手動で実行できるようにする仕組みです。無料・エクスプレスは2つまでですが、スタンダードは5つ、プロフェッショナル以上は「部門ごとに15〜30」と拡張されます。
割り当てルールは、問い合わせを適切な担当者に自動で振り分けるルールです。プランが上がるにつれて増加し、特に中規模以上のチームでは、プロフェッショナルプラン以上の「15〜30ルール」を活用すれば、手動での仕分け作業を削減できるでしょう。
対応チャネルと入力フォーム
プランによって、扱えるメールアドレスの数や、Webサイトからの問い合わせを一元管理する機能に差が出ます。
メールチャネルは、サポート用に作成できるメールアドレス数です。無料プランでは1つしか作成できませんが、プランが上がるにつれて増加します。エンタープライズでは100アドレスが利用可能です。
また、問い合わせを入力してもらうWebフォームの数も同様に、上位プランになるほど増加します。問い合わせ内容や、窓口が多い企業はより上位のプランを選ぶと良いでしょう。
カスタマイズ性と管理権限(プロファイル・タグ)
組織としての管理体制をどれだけ細かく設定できるかという点も重要です。
エージェントのプロファイルは、担当者ごとの権限設定です。無料・エクスプレスでは編集できない点に注意しましょう。スタンダード以上で編集可能になり、エンタープライズでは最大50パターンの権限設定ができるため、大規模組織でのガバナンス強化に適しています。
問い合わせを分類するタグの数も、10個から最大50個まで段階的に増えます。より詳細なデータ分析を行いたい場合は、上限の多い上位プランが有利です。
充実したサポート体制
万が一のトラブルや設定時の相談方法にも違いがあります。
・無料プラン: メールサポートのみ
・エクスプレス・スタンダード: メールに加え、電話サポートが利用可能
・プロフェッショナル以上: メール・電話に加えて、リアルタイムで相談できるチャットサポートも利用可能
緊急度の高い問い合わせが多い現場や、導入初期に手厚いサポートを受けたい場合は、電話やチャットが利用できるプランの選択が安心です。
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Zoho Deskの料金プランの選び方
Zoho Deskのプランを選ぶ際には、チームの人数や対応するチャネル数、「どの程度自動化を進めたいか」という点によって決まります。自社の状況を整理し、どのプランで契約するのが良いのかを考えてみましょう。
無料プラン|最小限のサポートのみ必要な場合
無料プランは、3名以下の少人数でコストをかけずに問い合わせ管理を始めたいチームにおすすめです。メールの一元管理やチケット化など、ヘルプデスクの基本操作を体験し、運用のイメージを掴むのに適しています。
ただし、FAQ公開やSNS連携はできず、サポートもメールのみとなります。外部へのサービス提供というよりは、まずはチーム内の情報整理や、試験的な導入から始めてみたいという場合のプランです。
エクスプレスプラン|個人や小規模チーム向け
エクスプレスプランは、5名以下のチームで低コストながら電話サポートも受けたい企業に向いています。設定方法やトラブルを直接相談できるため、ITツールに不慣れな担当者でも安心して導入を進められます。
メール窓口を2件まで作成でき、自動割り当て機能も利用可能です。最小限の費用でプロの支援を受けながら、手動での仕分け作業を削減し、確実にヘルプデスクを立ち上げたいスタートアップに適しています。
スタンダードプラン|カスタマーサービスチームを強化
スタンダードプランは、10名規模までの成長中のチームにおすすめです。最大の特徴は公開FAQを構築できる点で、顧客が自己解決できる環境を整えることにより、問い合わせ件数そのものの削減が可能になります。
さらに対応期限を定めるSLA設定も可能になり、返信の遅れを組織的に防げます。AIによる要約機能なども活用できるため、少人数体制を維持しながらサポート品質を向上させたい場合に有効な選択肢です。
プロフェッショナルプラン|急成長するチーム向け
プロフェッショナルプランは、10名以上の担当者がいる中規模組織で、効率的な業務遂行を重視する企業にぴったりです。複数部門の連携や、複雑な問い合わせの振り分けが必要なシーンで高い効果を発揮します。
自動割り当てや業務フローを定義する機能により、対応の属人化を防ぎます。電話とチャットのサポートも付帯するため、迅速な課題解決が可能です。コストを抑えつつ本格的な運用を目指すチームに適しています。
エンタープライズプラン|大規模なサポート体制向け
エンタープライズプランは、30名以上の大規模なサポート体制でAIによる自動化を追求する企業におすすめです。膨大な問い合わせをAIが分析し、優先順位付けやタグ付けを行うことで現場の負担を軽減します。
100個のメールチャネルやライブチャットなど、多角的な窓口を一元管理できます。他部署との連携用ライセンスも含まれており、組織全体で高品質な顧客体験を提供したいグローバル企業などに有効です。(98文字)
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Zoho Desk導入までの流れ
Zoho Desk導入までの流れについてまとめます。
デモの依頼・サービス概要の確認
公式サイトより問い合わせを行い、製品デモや個別相談を受けましょう。自社の課題を伝え、Zoho Deskでどのように解決できるか、運用イメージを具体化してください。あわせて公式サイトの資料も確認し、機能の妥当性を把握します。
15日間の無料お試しで機能理解
次に、Zoho Deskの機能を理解するために、公式サイトから「15日間無料お試し登録」を行いましょう。クレジットカードの登録は不要で、最上位プランの全機能を試すことが可能です。メールアドレスなどを登録し、組織名や管理者情報を入力することで登録が完了します。
料金プランや導入方法を選定する
Zoho Deskの機能が理解できたら、料金プランや導入方法を選定します。自社だけでの導入に不安がある場合は、導入支援パートナーの活用を検討しましょう。同時に、公式サイトにある「主要ヘルプデスクツール比較資料」を確認し、妥当性を確認するのも忘れないようにしましょう。
本契約と本格運用
利用プランと導入方法が確定したら、ライセンスを購入し本契約へと進みます。年間契約を選択することで、月額換算コストを抑えることが可能です。購入後はZoho公式の技術サポートも受けられるため、全社への導入展開も安心して進めることができます。
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Zoho Deskの料金プランについてのよくある質問
Zoho Deskの料金や契約に関する、よくある疑問をまとめました。
年払いと月払いの違いは?
年払いは1年分をまとめて支払う形式で、月払いに比べて最大で約35%料金が安くなります。長期的な利用が決まっている場合は年払いがお得です。一方、月払いはいつでも解約・プラン変更がしやすいため、短期間のプロジェクトなどに適しています。
契約途中でユーザー数を追加できる?
契約期間の途中でもユーザー(エージェント)を追加することが可能です。追加したタイミングから次回更新日までの差額分が請求されます。
無料プランに有効期限はある?
無料プラン自体に期限はありません。3名までの制限内であれば、期間を気にせず使い続けることができます。ただし、上位プランの「無料トライアル」は15日間限定となっており、終了後は自動的に無料プランへ移行するか、有料プランへのアップグレードを選択することになります。
支払い方法は何がある?
主にクレジットカード(Visa, MasterCard, American Express, JCBなど)での支払いに対応しています。法人向けの請求書払いについては、日本の代理店(ゾーホージャパン等)を経由することで対応可能な場合があります。
問い合わせ管理システムなら「yaritori(ヤリトリ)」

Zoho Deskを検討する際には、使いやすさを重視した国産のメール共有・問い合わせ管理システム「yaritori(ヤリトリ)」も有力な選択肢となります。各機能を知り、自社で導入する必要があるかを検討してみましょう。
ステータスや担当者の「見える化」で、複雑な管理が不要に
yaritoriは、ITツールに不慣れな方でもマニュアルなしですぐに使えるシンプルで直感的な操作性が特徴です。
届いたメールに対して「未対応・対応中・完了」といったステータスが自動で付与され、担当者もアイコンで表示されます。誰がどのメールを処理しているかがチーム全員にリアルタイムで見える化されるため、複雑な設定をしなくても、返信漏れや二重対応を防止可能です。
また、メールごとにコメントができる「社内チャット機能」を使えば、対応方針をその場で相談可能です。わざわざ口頭で確認したり、チャットツールへ転記したりする手間がなくなり、システム上でスムーズに連携できます。
AIエージェントやテンプレート機能でメール作成を効率化
yaritoriは使いやすさだけでなく、最新技術を活用した機能も充実しています。
「テンプレート機能」を活用すれば、よくある問い合わせへの返信文をチームで共有でき、担当者のスキルに依存しないスピーディーな対応が可能です。
さらに、生成AIを活用した「AIエージェント機能」も搭載しており、過去の対応履歴やキーワードをもとに、AIが最適な返信文案を自動で作成したり、長文メールを要約したりすることが可能です。一から文章を考える時間や誤字脱字チェックの工数を大幅に削減できるため、少人数でも効率的に高品質なサポート体制を構築できます。
まとめ|Zoho Deskの最適な料金プランで業務効率の向上を目指そう
この記事では、Zoho Deskの料金について解説してきました。
Zoho Deskは、さまざまなチャネルからの問い合わせを一元管理し、対応漏れや担当者への依存を防ぐSaaS型ツールです。料金はエージェントごとの月額制で、年間契約をすると最大約35%の割引が適用されます。
3名まで利用できる無料プランから、AIや高度なプロセス管理機能を搭載したエンタープライズプランまで、組織の規模や自動化のニーズに合わせて柔軟に選べます。
無料プランには人数制限やFAQ公開機能がないなどの制約があるため、本格的に運用する際は有料プランの検討が必要です。
国産ツールの「yaritori」も良い選択肢ですが、まずは無料トライアルを試して、自社に最適なプランで業務効率化を始めましょう。
執筆者
yaritoriブログライター。大手製造業の社内情報システム部門にてSE・PGとして勤務し、転職後は生産管理システムの導入支援・運用保守を担当。業務経験を活かした企業向けのITシステムに関する記事を多数執筆しており、Onebox社ではメール共有・問い合わせ管理をテーマとした記事を100本以上執筆。社内外を問わずメール対応や問い合わせ管理に関わってきた経験から、現場に寄り添った内容を執筆している。
監修者
yaritoriブログ編集者。Webメディアの事業部長や編集デスクを経験し、大手企業のコンテンツ制作を多数担当。取材で培った現場視点をもとに、メール対応・問い合わせ管理に悩むビジネスパーソンへ実践的な情報を届けている。